「異次元テニス」をめざして

ー 残酷な天使の「アンチテーゼ」 ー

祝「令和」! 「ファルコンRZ」改造中

2019-05-01

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今日は、令和元年5月1日です。

新しい時代の始まりを祝して過去の記事を編集しています。

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ほとんど非公開の技術であり、今は「一子相伝」もあきらめ、「完全秘仏」とすることに決めているので、わざわざ記事に書く必要もないのですが・・・。

これからまだ、遠い道のりを進んでいく自分への励ましになればいいと思っています。

また、同じように、「究極のテニス」を求めて日々苦しんでいる人にとっては、同じような「変人」がいることが、多少とも励ましになるかもしれません。

でも、この記事の編集に気づく人はほとんどいないでしょうね。

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夏に、インカレ優勝のC大学M選手のテニスを近くで見れたのは、かなり刺激的でした。

彼のテニスを分析しながら、「ファルコンGTR」の改良を続けました。

最終的には、苦労して「プロネーション」を卒業し、「R3」という新しい技術を開発しました。

そして、重要な技術を7個にしぼり、「R1」~「R7」とし、従来の誤った技術も7個にしぼり、「X1」~「X7」とし、「ファルコンRX7」という新しい名前をつけました。

くだらないダジャレですが、「正解」を見つける旅はかなり苦しいので、多少は「楽しみ」が欲しいのです。

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そして、さらに、三つの新しいことに気づき、ついに、次元を超えることができました。

「GTR」「RX7」から、より「究極」に近づけたので、「ファルコンRZ」と名付けました。

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①一つ目は、ベタですが、「時間を感じる」力です。

動力学にも「時間」はありますが、それは単なる計算上の「時間」です。

測定不能な、微妙な、心理的とも思える「時間」が、ボールに影響を与える可能性を考えてみたのです。

柔軟に、打点を「感じて」いたら、次元を超えることができました。

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弓道の「射法八節」では、「離れ」の前に「会(かい)」があり、「離れ」の後に「残心」があります。

前後の二つの「時間」が「離れ」に影響するのでしょうか。

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②二つ目は「見えないものを見る」力です。

「時間」を感じようとするとき、この力が必要だと思いました。

動力学で説明できるのかもしれませんが、たとえば、机の上の1㎏の箱と2㎏の箱の重力は「見えますか?」

回転するコマの力、自転車の車輪の力、「見えますか?」

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③三つ目は「物理学を越える」力です。

硬いラケットはグニャリと曲がりますか?

30㎝のラケットの幅は広がりますか?

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なんか、間違った方向に進んでいる気もしますが・・・。

ま、「楽しく」続けていることは確かです。

より「実戦的」な成果を紹介できるようになるといいのですが・・・。

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とにかく、良い時代が来るといいですね。

みなさん、「令和」も頑張りましょう!

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2018-08-24

FB③「ファルコンGTR」試作中  

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8月は、「ファルコン」を求めて、多くの選手を見ました。

インターハイや全日本ジュニア、インカレに出場している選手を、実際に観戦したり、あるいは、テレビやYoutubeで研究しました。

結論から言えば、明確な「ファルコン」の動きを見つけることはできませんでした。

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今回は「ファルコンGTR」の試作車を紹介します。

またまた「GTR」というふざけた名前で怪しいですが、十分時間をかけて開発した技術です。

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 ①「プロネーション」の混乱

私が考える「スピン」の「プロネーション」とは、バッティングやゴルフでの両手首の「ひねり」です。

 バッティングやゴルフでの「手首の返し」です。 

この「プロネーション」の動きを「パワーアップ」に利用できないかと模索してきました。

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残念ながら、ダメでした。

「GT返し」と「逆の動き」をいろいろ試してみましたが、結局、「プロネーション」の動きでは十分なパワーが出せませんでした。

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②再び「GTR」登場 =「リバース」パワー

早くも「ファルコン」墜落か、とショックを受けました。

しかし、この「逆・GT返し」を試行錯誤する中で、新たな「GTR」を見つけました。

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旧「GTR」は、「GT返し」の「反動パワー」を第3の点「R点」に集めて、ヘッドの回転をパワーアップするという動きでした。

しかし、この動きは、基本的に「ワイパー平面」をイメージしているので、前方へのパワーがコントロールできませんでした。

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新「GTR」は、打点で正確に「手首の返し」、つまり「GT返し」を行うことで、「反動パワー」を「G点」に集める動きです。

この「G点」に集めた「反動パワー」を利用して、ボールを「パワーアップ」します。

さらに、この「反動パワー」を、スイングパワーや体回転のパワーで加速します。

重要なのは、「リズム」です。

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今までは「G点」の「遠心力パワー」だけで打ったり、「GT返し」のパワーだけで打とうとしてきました。

「反動パワー」が「G点」に生まれる「前」にボールを打っていました。

「スイング」のパワーや「体回転」のパワーを「オン・ビート」で「ヘッド」に伝えてはダメです。

「反動パワー」が生まれません。

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十分リズムをためて、「反動パワー」が「G点」に生まれた「後」で、「体回転」のパワーで加速します。

「スイング」のパワーや「体回転」のパワーを「オフ・ビート」で「ヘッド」に伝えます。

「GT返し」の「裏回転」のような「リズム」なので「リバース」と名付けました。

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この「リバース」パワーは今までも何度も経験してきました。

ただ、それが「どのような動きなのか」理解できなかったのです。

「理解」を超えた「異次元」の動きだったのです。

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言い訳をすると、これが「オオカミ少年」の原因でした。

過去に「エルボー・パンチ」という言葉を使いましたが、実は、これが、「リバース」パワーを感じて、その動きを理解できないまま、イメージだけで名付けた言葉です。

そのときは、ついに「異次元」を見つけた、と思ったのです。

しかし、その動きを「感じ取った」だけで、「理解」はできていませんでした。

これからは、この「リバース」パワーを追求していきます。

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③再び「アンバランス」登場

この「リバース」パワーを効果的に「G点」に集めるには、「アンバランス」な位置にある「GT点」を「鋭く返す」必要があります。

今回、「GT点」の位置を再度、新しく「設定」しなおしました。

より「アンバランス」な位置に設定することで、「GT返し」の「反動パワー」をより強くすることができました。

同時に、「体回転パワー」で加速した「リバース」パワーも、より正確に意識し、コントロールできるようになりました。

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「リバース」パワーの最大のメリットは、あらゆる打点に「応用」できるという点です。

遠い打点や低い打点、高い打点での打ち込み、すべてのショットに使えます。

もちろん、「スピンの基本原理」なので、シングルBでもダブルBでも「同じイメージ」で使えます。

まだまだ、「改良の必要性」が残っていますが、「リバース」パワーが使えれば、バックハンドでの「振り抜き」や「打ち込み」がより簡単になるはずです。

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④再び「プロネーション」登場

「ファルコン」誕生のきっかけとなった「プロネーション」はどうなったのでしょうか?

実は、「プロネーション」の動きを試行錯誤する中で、「リバース」パワーが「理解」できたのです。

「プロネーション」は重要な役割を果たしました。

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では、もう必要ないのでしょうか?

実は、まだまだ、試行錯誤の最中ですが、「今まで」の「大きな構え」からの「体回転」を使った「スイング」では「リバース」パワーが作り出せないようです。

そこで「可能性」が出てきたのが、「プロネーション」を利用してヘッドを始動し、打点での鋭い「GT返し」につなげることで、「リバース」パワーを作り出すという方法です。

「DS版」や「PS版」と名付けて、ヘッドの始動方法を試行錯誤してきたことが役立ちそうです。

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「打点」での「ヘッドの動きだけ」に集中すれば、「異次元」の「スピン」が見つかると思っていました。

ところが、皮肉にも、今まで注目してこなかった、「構え」から「打点」までの「スイング」が、「リバース」パワーを印」してきたのです。

「リバース」パワーは実用化・実戦化できるのでしょうか?

少なくとも、今は、他に「道」はありません。

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