「異次元テニス」をめざして

ー 残酷な天使の「アンチテーゼ」 ー

F⑭⑮ついに「IJIGEN」スピンが完成か?

①「G返し」と「2Gプッシュ」の両立

打点での「G返し」に対する「G反動」を、右肘の動きでチェックする練習方法(第6段階)

打点での「G返し」を正確に行う練習方法(第7段階)

「Gクイック」から打点での「G返し」につなげる練習方法(第11段階)

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②「子亀を乗せろ」と「子亀に乗れ」

 ラケットのネックの位置に「子亀」を乗せ、「子亀返し」で「Gクイック」と「G返し」をコントロールする練習方法(第12段階)

「2Gプッシュ」では、「子亀」支点で、「G返し」全体のバランスを取りながら、体回転のパワーをボールに伝えます。(第13段階)

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↑ 緑の丸が「子亀」です。

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③「IJIGEN」スピンの完成?

実は、第13段階で「IJIGEN」スピンが完成したと思っていました。

ただ、「パワー」のコントロールに課題が残っていました。

そして、「パワー」のコントロールに不安があると、「G返し」でボールを「つかまえる」ことにも不安が残ります。

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きっかけは、サーブでした。

サーブでも「G返し」があり、「2Gプッシュ」があるという結論に至りました。

そして、「G返し」と「2Gプッシュ」を両立させる技術を考え、「スピン」と「パワー」を両立させることに成功しました。

このサーブで見つけた「両立」技術を「スピン」ショットにも応用することにしたのです。(第14段階)

これが、「究極のスピン」である、「IJIGEN」スピンだといいのですが・・・。

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④「体回転」での「エルボー投げ」

第14段階の「両立スピン」を練習しました。

いい感じだとは思うのですが、まだまだ不安定です。

技術だけを考えるのではなく、実践的なパワーを加えると、コントロールが難しくなります。

結局、またまた「アンチテーゼ」を考えました。

「両立スピン」の「力点」に意識を集中するのではなく、その「反動」の動きに意識を集中させました。

もちろん、第6段階や第7段階で考えた「G返し」の反動や、第12段階の「子亀返し」の「反動」とは動きがまったく異なります。

体回転のパワーを、「両立スピン」の「反動」に強く伝えるので、「エルボー投げ」と呼ぶことにします。(第15段階)

長い間、さまざまな技術を試してきましたが、今回は初めて考えた技術で、新鮮な気持ちです。

見た目にはほとんど同じに見えるスイングですが、意識を集中させる場所や動きは非常に複雑です。

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「G返し」は難しい考え方ですが、ぜひ「挑戦」してみてください。

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