「異次元テニス」をめざして

ー 残酷な天使の「アンチテーゼ」 ー

S③④「G返し」で「風をあつめて」

 ①「G返し」で「スピン」パワーを集める

スイングの前半は、「プロネーション」によるヘッドの開きをつかわずに、打点に向かって、「重心(G)」を支点として、ヘッドを強くひねり込みます。

この「G返し」で、「スピン方向」へのパワーをヘッドの先端部分に集めます。

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↑ 面を開かずに、「G返し」に集中します。

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②「プロネーション」で「押さえ込み」パワーを集める

 「G返し」で、「スピン方向」へのパワーをヘッドの先端部分に集めます。

「プロネーション」で、「押さえ込み方向」へのパワーをヘッドの先端部分に集めます。

この二つの動きを打点で組み合せることで、ヘッドの先端部分が「スピンと押さえ込み」を両立させる動きをします。

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③自然のままに、「風をあつめて」

この二つの動きを打点で組み合せることは、複雑で難しい技術のように思えます。

しかし、サーブのスイングでは、打点でグリップを残して、自然に「ヘッドの返し」を行うだけでいいのです。

スピンでの「ショートスイング」のように、打点でグリップを残せば、自然に、ヘッドの先端部分が「スピンと押さえ込み」を両立させる動きをするのです。

まるで、ウチワで、「スピンと押さえ込み」の方向に「風を送る」ようなイメージです。

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不思議なことです。

今まで必死になって「プロネーション」のパワーを打点に「ミート」させようと苦労してきました。

ところが、自然な「ヘッドの返し」が、「スピンと押さえ込み」を両立させる動きになるのです。

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↑ ヘッドの先端部分で押さえ込みます。グリップ側に「反動」の動きが起きます。

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 「G返し」は難しい考え方ですが、ぜひ「挑戦」してみてください。

興味がわいたり、何か疑問があれば「コメント」してください。

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