「カモメのジョナサン」の孤独
「カモメのジョナサン」という鳥をご存知でしょうか?
生きていくために「食べる」ことよりも、「速く飛ぶ」ことを追求することに一生をささげたカモメの物語です。
「カモメ」が主人公の本を、誰が読みたがるでしょうか?
不思議な本が昔、流行りました。
他のカモメたちの誰にも、ジョナサンの「速く飛ぶ」ことを追求したいという哲学は理解されません。
ジョナサンの「孤独」に比べたら、「異次元テニス」を追求する私はまだ「マシ」かもしれません。
ブログを読んでくれる人がいるからです。
でも、もっと多くの人に読んでもらいたいですね。
そして、いつか誰かに、この「異次元テニス」に挑戦してもらいたいですね。
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(引用)
群れの中の平凡な一羽になろうと決心してしまうと
とてもくつろいだ気分になってきた。
もうこれからは自分を飛行練習に駆り立てた、あの盲目的な衝動から解放され
二度と限界に挑戦することも、失敗することもないだろう。
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彼にとってスピードは力だった。
スピードは歓びだった。
そしてそれは純粋な美ですらあったのだ。
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きみはみずからをきたえ、そしてカモメの本来の姿、
つまりそれぞれの中にある良いものを発見するようにつとめなくちゃならん。
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目に見えるものには、みんな限りがある。
きみの心の目で見るのだ。
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