「異次元テニス」をめざして

ー 残酷な天使の「アンチテーゼ」 ー

FB①「スーパー・イカロス」ー「翼を授ける」

↓ 前回のブログです。

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今までの「イカロスの翼」のは溶けました。

あえて、同じイカロスの翼」を、もう一度、しっかりと身につけ、再び「異次元」の世界を飛翔したいと思います。

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①「スーパー・イカロス」の誕生?

同じイカロスの翼」をつけかえるだけではダメでした。

新しいスピンの技術、「スーパー・イカロス」が必要でした。

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「テーゼ」は、テニスの「ワイパースイング」

「アンチテーゼ」は、ゴルフ「ショートスイング」

ここから「異次元」の世界をめざしました。

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実は、「スーパー・イカロス」を見つけてから、一週間、ブログに書くのを待ちました。

一週間、この技術を練習し、実戦的かどうかを検証したつもりです。

またまた、「今度こそ」と思っているのですが・・・。

イカロス」や「イカロスGT」が必要ないといいのですが・・・。

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苦労したのは、テニスのための「ヘッドの返し」でした。

苦労するはずです。

ゴルフの「ヘッドの返し」を何とかテニスに応用しようと試行錯誤を繰り返してきました。

しかし、テニスの「ヘッドの返し」は、ゴルフの「ヘッドの返し」とは全く違う技術でした。

今考えると、当然です。

特殊な形ゴルフの「ヘッド」と、左右対称テニスの「ヘッド」で「同じ動き」が生まれるはずありません。

ゴルフの「ヘッドの返し」をテニスに応用することはできません。

特殊な形のゴルフの「ヘッド」は打点で強烈なパワーを生み出します。

「左右対称」のテニスの「ヘッド」で、ゴルフのような強烈なパワーを生み出す「秘訣」が必要でした。

なかなか、その「秘訣」が見つけられませんでした。

プロ選手でも「この動き」を理解することは難しいでしょう。

「異次元」の難しさでした。

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②「左右対称」の「アンバランス」

そして、ついに、「左右対称」のテニスの「ヘッド」で、ゴルフのような「アンバランス」パワーを生み出す「秘訣」が見つかりました。

ここまで来れたのは本当に「ラッキー」でした。いろいろな「幸運」が重なりました。

でも、「ギリギリ」だったようにも思います。

今まで、何度も「挫折」してきました。よく諦めずに「再挑戦」できたと思います。

自分にとっては、かなりの長い時間と精神的な「努力」が必要でした。

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もちろん、今までの努力の延長線上にあります。

つねに、「アンチテーゼ」が重要な働きをしてきました。

当初の「G返し」とは大きく変わってしまいましたが、あえて、「G返し」の「進化形」と呼ぶべきだと思います。

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実は、「G」の位置は、何度も移動しています。

f:id:itisuptoyou:20180626121503p:plain ← 赤い点が「重心(G)」です。

今は、「子亀返し」も使いません。

f:id:itisuptoyou:20180626122027p:plain ← 緑の点が「子亀」です。

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今までの「G返し」や「子亀返し」は、自分の腕力を使って「アンバランス」な「オモリ」を動かそうとするものでした。

自分の腕力に頼ると、「ワイパースイング」と同じレベルになってしまいます。

それでは、ゴルフでの「アンバランス」な「ヘッドの返し」パワーは生まれません。

ゴルフでは、打点で自分の腕力を使うことはできません。

ゴルファーは、どんな気持ちで、打点での「ヘッドの返し」パワーを見ているのでしょうか?

「スーパー・イカロス」は、打点までに「最善の準備」をします。

そして、打点では、「アンバランス」な「ヘッドの返し」パワーを信じるだけです。

適当につけた「スーパー・イカロス」ですが、「ヘッドの返し」で自然に作り出されるパワーが命です。

「内なる翼を授ける」というイメージなので「イカロス」という名前は案外ピッタリかもしれません。

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「フォア」では「押し手」だけのゴルフスイング、「シングルB」では左利きの「引き手」だけのゴルフスイング、「ダブルB」では左利きのゴルフスイング、3種類のゴルフスイングをいろいろな打点で「楽しむ」ことができます。

本当に「やりがいのある」チャレンジです。

もしかして、永遠に続く「チャレンジ」だとしたら・・・。

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今までの16段階の試行錯誤があったからこそ、今回の「スーパー・イカロス」は生まれました。

「G返し」と「2Gプッシュ」を両立させる努力も、結果的には「正解」とは「大きく異なる」動きでしたが、重要な役割」を果たしました。

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 ③名付けて「エルボー・キック」?

 新しい技術なので、「スーパー・イカロス」と表現しましたが、今回のスピンの特徴を表現するなら、「エルボー・キック」がいいように思います。

「エルボー」パンチの攻撃力パワーと、「キック」サーブのような鋭く強いスピンを兼ね備えています。

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実戦的には、凄まじいパワーが必要なことはわかっていました。

なのに、なぜ、自分の腕力に頼ってしまったのか?

もっと早く気づいていれば・・・。

あの時、気がついていれば・・・。

後悔は尽きませんが、「まだ遅くはない」と信じましょう。

「誰か」の役に立つために、努力を続けます。

🎵願うだけ ただ願うだけ ・・・🎵

🎵願うだけ そう願うだけ ・・・🎵

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詳しい説明をしないので、まったく理解できないと思います。

今後、この技術をどうしていくのか?

このブログをどうするのか?

これから徐々に、いろいろな練習方法を考えたり、実戦的な技術に進化させながら、じっくりと公開の方法を考えようと思います。

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少ないとは思いますが、ここまで読んでいただいた方には深く感謝します。

「自己満足」は覚悟していますが、「誰か」に語りかけることは非常に「励み」になっています。

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↑ はたして、このスイングに「エルボー・キック」は使われているのでしょうか?

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S③④「G返し」で「風をあつめて」

 ①「G返し」で「スピン」パワーを集める

スイングの前半は、「プロネーション」によるヘッドの開きをつかわずに、打点に向かって、「重心(G)」を支点として、ヘッドを強くひねり込みます。

この「G返し」で、「スピン方向」へのパワーをヘッドの先端部分に集めます。

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↑ 面を開かずに、「G返し」に集中します。

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②「プロネーション」で「押さえ込み」パワーを集める

 「G返し」で、「スピン方向」へのパワーをヘッドの先端部分に集めます。

「プロネーション」で、「押さえ込み方向」へのパワーをヘッドの先端部分に集めます。

この二つの動きを打点で組み合せることで、ヘッドの先端部分が「スピンと押さえ込み」を両立させる動きをします。

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③自然のままに、「風をあつめて」

この二つの動きを打点で組み合せることは、複雑で難しい技術のように思えます。

しかし、サーブのスイングでは、打点でグリップを残して、自然に「ヘッドの返し」を行うだけでいいのです。

スピンでの「ショートスイング」のように、打点でグリップを残せば、自然に、ヘッドの先端部分が「スピンと押さえ込み」を両立させる動きをするのです。

まるで、ウチワで、「スピンと押さえ込み」の方向に「風を送る」ようなイメージです。

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不思議なことです。

今まで必死になって「プロネーション」のパワーを打点に「ミート」させようと苦労してきました。

ところが、自然な「ヘッドの返し」が、「スピンと押さえ込み」を両立させる動きになるのです。

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↑ ヘッドの先端部分で押さえ込みます。グリップ側に「反動」の動きが起きます。

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 「G返し」は難しい考え方ですが、ぜひ「挑戦」してみてください。

興味がわいたり、何か疑問があれば「コメント」してください。

「コメント」は「非公開」にできます。ご希望の場合はお書きください。

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F⑯「翔べイカロスの翼」

順調に「異次元」の世界を飛翔しています。

と言いたいところですが、ウソです。

イカロスの翼」がはずれ、旋回しながら落下しています。

でも、大丈夫です。何度も何度も経験して慣れています。

むしろ、「太陽」に近づき過ぎた証拠だと思うことにします。

の翼をつけかえて、また「復活」します。

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①「スローモーション」の罠

理論や技術の世界に染まり過ぎていたようです。

久しぶりに実戦的なテニスを見て、ショックを受けました。

インターハイのレベルですが、あのスピードとパワー」に対応できるか不安になりました。

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「スローモーション」のにはまりました。

ビデオやyoutubeなど、「スローモーション」を見過ぎました。

「G返し」や「G反動」、「子亀返し」など、今までのほとんどの技術が、「スローモーション」のスピードの中でイメージしたものでした。

もちろん、今でも「有効」な技術だと思っていますが、それを実戦で使いこなすには「時間を止める」能力が必要です。

イカロスの翼」のは溶けてしまいました。

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②「ショートスイング」での大きなスイング

実戦的な「スピードとパワー」に対抗できる「新しい翼」が必要になりました。

必要なものは、「スローモーション」の中での技術ではなく、実戦的な「スピードとパワー」を作り出す技術です。

今までのいろいろな技術の中で、実戦的な「スピードとパワー」という点で信頼できる技術は、ゴルフの「ショートスイング」です。

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第11段階では、ラケットの「始動」、つまり「Gクイック」のための練習方法として、「ショートスイング」を紹介しました。

しかし、今回は「ショートスイング」が持つ「スピードとパワー」が必要です。

「ショートスイング」では、「腕全体とラケット全体」の大きなスイングを、打点での「一瞬」の「ヘッドの返し」につなげます。

そこに、実戦的な「スピードとパワー」が凝縮されます。

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↑ はたして、上のスイングは「ショートスイング」でしょうか?「ワイパースイング」でしょうか?

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ゴルフでは、「腕全体の返し」と「クラブ全体の返し」と「ヘッドの返し」という「三つの返し」を使った、大きなスイングの「スピードとパワー」が打点に凝縮されます。

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③あえて、「G返し」の「進化形」

以前は、「腕全体の返し」と「ラケット全体の返し」を組み合わせると、「ワイパースイング」という打点での「G返し」が弱い打ち方になると思っていました。

しかし、「G返し」や「子亀返し」の練習のおかげで、「ショートスイング」での大きなヘッドの動きの中でも、打点に「ヘッドの返し」を凝縮できるようになりました。

その結果、大きなヘッドの動きによって生まれた「スピードとパワー」が、打点に凝縮されます。(第16段階)

あえて、「ショートスイング」を「G返し」の「進化形」とみなします。

実戦的な技術とは言えない「G返し」や「子亀返し」ですが、けっして無駄ではありません。

むしろ、「不可欠」な「アンチテーゼ」だと思います。

「ショートスイング」「ワイパースイング」は見た目がほとんど同じです。

この二つの区別は、プロ選手でも難しいかもしれません。

「異次元」の難しさです。

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④「翔べイカロスの翼」

重要な課題が残ります。

テニスは、「腕全体の返し」と「ラケット全体の返し」の「二つの返し」を使います。

ゴルフは、「腕全体の返し」と「クラブ全体の返し」と「ヘッドの返し」の「三つの返し」を使います。

テニスでの、手首を使った「ラケット全体の返し」は、ゴルフでの「ヘッドの返し」を含む、複雑な動きをすることになります。

「ショートスイング」は「スピードとパワー」を生み出す動きなので、「ヘッドの返し」のコントロールは非常に重要な課題となります。

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重要な「ヒント」が一つあります。

「G反動」など、「ヘッドの返し」の「反動」の動きをチェックする練習をしました。

「グリップ側」に生まれる、この「反動」の動きを、「ショートスイング」の「ヘッドの返し」を加速し、パワーアップする技術として使うのです。

この技術が「ショートスイング」の「命」かもしれません。

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今までの「イカロスの翼」のは溶けました。

あえて、同じイカロスの翼」を、もう一度、しっかりと身につけ、再び「異次元」の世界を飛翔したいと思います。

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「G返し」は難しい考え方ですが、ぜひ「挑戦」してみてください。

興味がわいたり、何か疑問があれば「コメント」してください。

「コメント」は「非公開」にできます。ご希望の場合はお書きください。

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S①②「プロネーション」から「G返し」へ

①「プロネーション」の支点

サーブでの「G返し」の「重心(G)」はどちらでしょうか?

左の「上G]か、右の「下G]か?

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↑ 赤い点が「G返し」での「重心(G)」です。

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今まで、本当に長い間、サーブにおいて一番重要な動きは「プロネーション」だと思っていました。

 「プロネーション」によって、ヘッドの左側がボールに「ミート」する瞬間、「全パワー」「全体重」を「ヘッドの左側」に「乗せる」だけで、よいサーブが打てると思っていました。

しかし、 「ヘッド」の「右側」を支点として、「左側」を開く「プロネーション」では十分なサーブが打てません。

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↑ 「上G]支点の「プロネーション」では不十分です。

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②「プロネーション」の欠点

「プロネーション」によってヘッドの左側をボールに「ミート」させることで十分な「パワー」が得られると思っていました。

しかし、「スピン」はどうでしょうか?

「プロネーション」によって、ヘッドの左側を正確に「ミート」させると、ボールは「フラット系」になります。

日本人選手が「フラット系」サーブでいいのでしょうか?

「プロネーション」のタイミングを遅らせて、「スピン」を増やす方法もありますが、不安定でボールをコントロールできません。

パワーも不足します。

打点も微妙に低く、日本人選手には不利になります。

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↑ 面の開きだけではパワーが不足します。

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③「G返し」でボールを「つかまえる」

苦労しましたが、サーブでも「G返し」が使えることを見つけました。

まず、「プロネーション」の動きにとらわれないことが重要です。

ヘッドの左側を開かずに、打点に向かって、「重心(G)」を支点として、ヘッドを強く「ひねり込み」ます。

これが、サーブでの「G返し」です。

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↑ 面の開きにとらわれず、「G返し」に集中します。

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↑ 左の写真では、ヘッドが落ちすぎています。「構え」から、「Gクイック」で鋭く「G返し」につなげるべきです。

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↑ スピンと同様に、「G返し」の支点は「下G」です。

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④「プロネーション」によるパワーアップ

「面の開き」による「ミート」に全パワーを使ってはいけません。

あくまで、「G返し」で「ひねり込み」パワーを作り出します。

「プロネーション」は、その「G返し」をパワーアップするために使います。

見た目には、違いがわからないかもしれませんが、打点での「2Gプッシュ」、つまり、ヘッドの「押さえ込み」の動きが大きく異なります。

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 「G返し」は難しい考え方ですが、ぜひ「挑戦」してみてください。

興味がわいたり、何か疑問があれば「コメント」してください。

「コメント」は「非公開」にできます。ご希望の場合はお書きください。

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F⑭⑮ついに「IJIGEN」スピンが完成か?

①「G返し」と「2Gプッシュ」の両立

打点での「G返し」に対する「G反動」を、右肘の動きでチェックする練習方法(第6段階)

打点での「G返し」を正確に行う練習方法(第7段階)

「Gクイック」から打点での「G返し」につなげる練習方法(第11段階)

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②「子亀を乗せろ」と「子亀に乗れ」

 ラケットのネックの位置に「子亀」を乗せ、「子亀返し」で「Gクイック」と「G返し」をコントロールする練習方法(第12段階)

「2Gプッシュ」では、「子亀」支点で、「G返し」全体のバランスを取りながら、体回転のパワーをボールに伝えます。(第13段階)

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↑ 緑の丸が「子亀」です。

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③「IJIGEN」スピンの完成?

実は、第13段階で「IJIGEN」スピンが完成したと思っていました。

ただ、「パワー」のコントロールに課題が残っていました。

そして、「パワー」のコントロールに不安があると、「G返し」でボールを「つかまえる」ことにも不安が残ります。

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きっかけは、サーブでした。

サーブでも「G返し」があり、「2Gプッシュ」があるという結論に至りました。

そして、「G返し」と「2Gプッシュ」を両立させる技術を考え、「スピン」と「パワー」を両立させることに成功しました。

このサーブで見つけた「両立」技術を「スピン」ショットにも応用することにしたのです。(第14段階)

これが、「究極のスピン」である、「IJIGEN」スピンだといいのですが・・・。

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④「体回転」での「エルボー投げ」

第14段階の「両立スピン」を練習しました。

いい感じだとは思うのですが、まだまだ不安定です。

技術だけを考えるのではなく、実践的なパワーを加えると、コントロールが難しくなります。

結局、またまた「アンチテーゼ」を考えました。

「両立スピン」の「力点」に意識を集中するのではなく、その「反動」の動きに意識を集中させました。

もちろん、第6段階や第7段階で考えた「G返し」の反動や、第12段階の「子亀返し」の「反動」とは動きがまったく異なります。

体回転のパワーを、「両立スピン」の「反動」に強く伝えるので、「エルボー投げ」と呼ぶことにします。(第15段階)

長い間、さまざまな技術を試してきましたが、今回は初めて考えた技術で、新鮮な気持ちです。

見た目にはほとんど同じに見えるスイングですが、意識を集中させる場所や動きは非常に複雑です。

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「G返し」は難しい考え方ですが、ぜひ「挑戦」してみてください。

興味がわいたり、何か疑問があれば「コメント」してください。

「コメント」は「非公開」にできます。ご希望の場合はお書きください。

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F⑫⑬「子亀」を乗せて「G返し」

 ①「G返し」と「2Gプッシュ」の両立

打点での「G返し」を正確に行う練習方法(第7段階)

「Gクイック」から打点での「G返し」につなげる練習方法(第11段階)

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この二つの練習方法で、「G返し」と「2Gプッシュ」「一致」させる練習をしました。 

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↑ どうすれば「G返し」をコントロールできるのでしょうか?

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②「子亀」を乗せて「G返し」

打点での「G返し」に対する「G反動」を、右肘の動きでチェックする練習をしていました。(第6段階)

その時、ずっと以前にやっていたある練習方法を思い出しました。

理論が確立できず、実用化を諦めた練習方法でした。

今回、試してみて、すぐに衝撃を受けました。

「G返し」のコントロールと「2Gプッシュ」でのパワーアップの両立に、かなり効果的だったのです。

やり方は簡単です。ラケットのネックの位置に「子亀」を乗せるのです。

この「子亀」を強く回転させることで、「G返し」のコントロールと「2Gプッシュ」でのパワーアップを両立させることができます。

良いネーミングが思いつかないので、「子亀返し」にします。(第12段階)

ここまでブログを読んでくれる人は少ないので、少し「公開」することにしました。

でも、詳しい説明は後日行う予定です。

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↑ 緑の丸が「子亀」です。

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③「子亀」を使った「Gクイック」

テニスラケットでの「ショートスイング」で、「Gクイック」で切り返すときも、「子亀」の動きに集中して「リズム」をコントロールします。

「子亀」の動きに集中していれば、「Gクイック」からの「リズム」を打点での「G返し」につなげることができます。

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三つの関節を持つ「三段ムチ」のイメージです。

「手首の返し」と「子亀返し」と「G返し」と、三段階で、「ムチ」のパワーをより鋭く、より強くヘッドに伝えます。

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↑ 「Gクイック」から「子亀」を乗せておけば、ラケット全体が安定します。

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④「子亀に乗れ」(上から目線)

「子亀」を一種の支点として、アンバランスな「G返し」をコントロールします。

「2Gプッシュ」のパワーも、「子亀」支点でバランスを取りながら、「G返し」全体にパワーを伝えます。(第13段階)

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1980年に蝶間林氏らが「テニスの科学」という難しい本を出しています。

あれから38年、テニスの科学は進歩したのでしょうか?

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「G返し」は難しい考え方ですが、ぜひ「挑戦」してみてください。

興味がわいたり、何か疑問があれば「コメント」してください。

「コメント」は「非公開」にできます。ご希望の場合はお書きください。

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F⑪「ショートスイング」での「Gクイック」

 ①「G返し」と「2Gプッシュ」の2つの「リズム」

「G返し」によるコンパクトで、より鋭い「1Gリズム」と、「2Gプッシュ」による大きくパワフルな「2Gリズム」を、打点で「一致」させることが重要です。(第10段階)

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 まさに「異次元」の「ミート」感覚です。

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↑ 残念ながら、「R返し」によって、「ヘッドの遅れ」が生まれ、「G返し」が遅れてしまいます。当然、「2Gプッシュ」も十分にパワーが出ません。

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②ゴルフでの「ショートスイング」

ゴルフでは、「ショートスイング」(ハーフスイング)という練習方法があります。

古閑美保上田桃子を育てた「坂田塾」という有名なスクールで行われていた有名な練習方法です。

腕を頭上まで上げずに、腕を地面と平行になるまで、つまり時計の9時の角度まで上げて、スイングします。

フォローも腕が地面と平行になるまで、つまり時計の3時の角度まで上げて終わります。

この短いスイングに「ヘッドの返し」のリズムを正確に合わせます。

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↑ 短いスイングに「ヘッドの返し」のリズムを「一致」させます。

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③「ショートスイング」での「Gクイック」

ゴルフクラブはヘッドの角度があり、打点での「ヘッドの返し」に集中すれば、自然な「ショートスイング」ができます。

ゴルフでは、バックスイングでの「切り返し」は必要ないように見えます。バックスイングを停止した位置から、スムーズにスイングできるように見えます。

そして、左右対称のテニスラケットで「ショートスイング」するのは非常によい練習になります。

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最初は、打点をゴルフのように地面近くに設定します。

地面近くの打点での「G返し」のリズムに集中し、振り上げたラケットをコンパクトに振り下ろし、「ショートスイング」をします。

このとき、打点での「G返し」のリズムに合わせるためには、ヘッドにある「切り返し」が必要となります。

この「切り返し」のリズムを「Gクイック」と呼びます。(第11段階)

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高い打点では、この「Gクイック」からのスイングを「G返し」のリズムに合わせることは非常に難しくなります。

どうしても「ヘッドの遅れ」を使ってしまうからです。

地面近くの打点に対する「ショートスイング」で「Gクイック」を十分に練習するべきです。

f:id:itisuptoyou:20180611153901p:plain ← 打球前

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↑ 明らかに、打点での「G返し」が遅れています。

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④ さまざまな練習方法について

今まで、いろいろな練習方法を考えましたが、まだまだ改良が必要です。

「G返し」をより正確に、よりパワフルにする練習方法(第5段階)

「G反動」を「G返し」に正確に合わせる練習方法(第6段階)

上の二つの技術を打点で「両立」させる練習方法(第7段階)

「Gクイック」からの「ショートスイング」を「G返し」のリズムに合わせる練習方法(第11段階)

それぞれの練習方法には、それぞれ、重要なヒントが含まれています。

いつかは、ぜひ詳しく紹介したいと思っています。

 でも、すべて、打点での「G返し」のための練習です。

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複雑すぎますか?

卓球の伊藤美誠選手は、「みまパンチ」「チキータ」「逆チキ」と、様々なショットを研究しています。すごいですね。

テニス技術も負けてはいられません。

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「G返し」は難しい考え方ですが、ぜひ「挑戦」してみてください。

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